ハーレーのキャブレターとは
キャブレターは、低速や高速など、ハーレーバイクの走行状況を変えるときや異なる走行状態を継続するときにおいて、エンジンが求める混合気を、適切な状態で適切な量つくって制御するという役割を担っています。
キャブレターは、ハーレーの乗り心地を左右する大事なポイントとなるのです。
キャブレターは、エアクリーナーを外したところにあります。
中央にある丸い輪状の部分がエンジン内部までつながっており、空気が通ってくる道の入り口です。
外側のエアクリーナーを通った空気は、この通路を流れていき、その途中でガソリンと混ぜ合わされて、混合気となってエンジン内部に供給されていくのです。
これが、混合気がキャブレターからエンジンを通っていく流れの仕組みです。
たとえばエンジンをより多く回したい時には、スロットルを開けて通路内のフタを開け、より多くの混合気をエンジンに流れ込ませることで、回転をあげていくのです。
スロットルバルブを調節することで、エンジンの回転数は変わります。
ハーレー 吸排気
ハーレーの吸排気は、バルブの開閉によって行われ、そのバルブの動きはカムシャフトによってコントロールされています。
エンジンがキャブレターから吸気ポートを経由して混合気を燃焼室内に吸い込んで爆発し、排ガスを排気ポートからマフラーへと吐き出す吸気と排気をおこないます。
空気はエンジン内部に吸入され、この時発生するエンジン内部に空気を吸い込み、そしてキャブレターにはこの空気の流れを制御する役割があります。
バキュームポッドが自動的にバタフライを開け、必要なエアーを吸入するユニークなシステムのクリアキン性ハイパーチャージャーエアクリーナーはそのクールなスタイルのみならず、性能面でも高い評価を得ています。