ハーレーキャブレターガイド

乗り心地を左右する大事なポイント

 

強制可変ベンチュリー型キャブレターの特徴

キャブレター

強制可変ベンチュリー型キャブレターには、FCRとHSRの2種類があります。

FCRとHSRの大きな違いは、それらの口径の大きさです。

HSRには42と45の口径の2タイプがあります。

FCRは38と41の2タイプの口径があります。

FCRの口径のほうが、より一般的なハーレーの口径だといえるかもしれません。

ただ、口径が大きいHSRのほうが、より中高速での高出力を出すことができます。

スピード感とパワー感は、数あるハーレーの中でもひとしおです。

一方、FCRの場合、回転上昇が俊敏かつスムーズであるうえに、アクセル操作に対してスムーズに反応することができるようになっているため、低速から高速まで積極的にコントロールできるという特徴があります。

ただいずれにせよ、強制可変ベンチュリー型キャブレターであるがゆえに、ラフなアクセルワークには追随性が落ちる場合があります。

うまくアクセルワークをコントロールすることが、乗りこなしのポイントです。