ガソリンがキャブレター内に運ばれる仕組み
タンクから供給されるガソリンは、「フューエルインレット」よりキャブレター内に取り込まれます。
そして、キャブレターの下のほうにあるフロートボールという部位で、一時的に溜められます。
その後、必要に応じてキャブレター内の空気通路へとガソリンは吸い上げられていくのです。
一定量のガソリンを取り込むことで、フロートボールが満たされることもあります。
その場合、油面の高さによってフロートと呼ばれる浮きが持ち上げられ、許容量以上のガソリンが供給されることを抑えてくれます。
フロートボールからガソリンが取りだされ使用されていくと、自動的にフロートが下がってガソリンの供給が再開されます。
常に一定の量のガソリンがフロートボールに溜めておかれるようになっているのです。
フロートボールからガソリンが吸い上げられて空気通路に運ばれていく際の通路は、2つあります。
吸入負荷が高いか低いかによって、ガソリンの通路は変わるのです。